氏家町と喜連川町は、ともに城下町と宿場町の雰囲気を両面併せ持つ、独特の風情のある町です。
そしてこの両町を通過するのが、国道293号線です。起点は茨城県の北部臨海都市日立、終点は栃木県南西端の古都足利です。氏家町と喜連川町を中心に、この国道に沿って町々を見てみると、西へは宇都宮(白沢・新里)、鹿沼、楡木、葛生、栃木(尻内)、田沼、そして足利へ到り、東へは小川、馬頭、美和、緒川、常陸大宮、金砂郷、常陸太田、そして日立(久慈)へと到ります。そのような長い旅程を考えると、氏家と喜連川はその中継地点として貴重な存在となっています。
氏家町は、鬼怒川が平野部に出て中流域を流れ下る左岸に位置します。南西には、その鬼怒川を挟んで宇都宮市が隣接します。鎌倉時代は宇都宮公頼の治める城下町として、江戸時代は奥州街道、会津街道、原方街道の交差する宿場町として栄えました。
喜連川町は、氏家町から東へ約8㎞の地点にあり、鎌倉時代は矢板氏ゆかりの大蔵ケ崎城の城下町として、江戸時代は奥州街道の宿場町として栄えました。特に、諸大名が参勤交代の折に逗留した陣屋跡は有名です。
現在、氏家町と喜連川町は合併し、さくら市となっています。「さくら市」と聞けば、「桜」が綺麗な町なのだろうなと思うでしょう。さくら市誕生の経緯や、旧氏家町と旧喜連川町の概要を知るには、以下のサイトが参考になります。
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